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254.うれしはずかし

2010.7.25


 妄想シリーズ(#38#40)とか、エイプリルフール(#185)とか、このサイトでやっていることがプロから認められるといいなぁ、なんて勝手に妄想を膨らましたりしているのですが、今年に入りまして自分の編曲譜面を他団体さんが演奏してくださったのを聴く機会に恵まれました。

 6月27日の松川吹奏楽団様の定期演奏会では、「私にマイクで喋らせてはなりません。」と言ったにも拘らず、ベト7の演奏の前に司会者さんに呼び出されしっかりインタビューされてしまいました。ロクな事を喋られなかったと思いますので、やはり私にああいうところで喋らせてはいけません。
 まぁ、それでも譜面を使っていただけたということは嬉しい事なのですが、(そんなインタビューをされたあとで)じっと聴いている間は、何とも恥ずかしい気分でありました。

 また演奏を聴けたのではないのですが、(団体名は公表しないでほしいということで)昨年の12月15日のこと、クリスマスの集いにベト7エクストラクションを演奏したいということで譜面を希望された方がいらっしゃました。「今からクリスマスの演奏に練習して間に合うの?」なんて思いながらお送りさせていただいたわけです。普通に考えて一般団体で10日程で何回練習があるか分かりませんが、あの曲を演奏できるものなのか?ということは、皆さんもお思いになりますよね。
 で、22日に再びメールを頂きまして、「18日に演奏いたしました。」と。
 ええっ!
 驚きますよね、普通。そのメールには演奏された団体様のお名前があったのですが、見て納得。1回リハの本番が可能な皆様でした。
 このような皆様に譜面をお送りしたということも、うれしいようであり(誠に)お恥ずかしいと思った次第です。

 そして7月16日。ニッポン・ウインド・シンフォニー。プロの吹奏楽団です。定期公演に取り上げていただきました。
 演奏会といえば、印刷物であるところのプログラムが付き物ですが、そのプログラムにしっかりと編曲者として名前を載せていただきました。これ凄い事じゃないですか。プロの吹奏楽団のプログラムに名前が載るなんて。演奏を聴きながら、プログラムを眺め、ふふふとニヤ付いた怪しいオジサンになっておりました。まぁ、うれしはずかしといったところです。

 そういうわけで、妄想が現実にちょっとずつ近づいているような気もしないではありません。まぁ、でもね、そういう下心が丸見えだと、いい話は逃げていってしまいますから、大人しく地道に頑張っていくのが良いと思うのです。最近は、編曲をサボり気味なのでダメだなぁと思っているのですけれど。

 ちょっと短いですけれど、今回はここまでということで。

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