#38でベートーヴェンの後は何をしようかなどと妄想を膨らませましたが、それよりも編曲した楽譜を演奏する気はあるのか、ということを考えてみます。 せっかく編曲した楽譜ですから、演奏したいの山山です。ですが、現在私は所属している吹奏楽団もなく、近所に懇意にしている吹奏楽団もありません。たとえあったとしても「ベートーヴェンの交響曲を全部やりたい。」と希望しても、通るものではないでしょう。ということは、この時点で絶望的ですね。有名な楽章(『運命』の第1楽章、『田園』の第1楽章、『第九』の終楽章)だけなら可能性はあると思いますが。 それでは、演奏する方法を考えなければなりません。 鳴かぬなら鳴くまでまとう作戦 焦らなくても、インターネットで公開しているのです。きっとそのうちどこかの吹奏楽団で「やる」というお知らせが来るのです。しかし、これも上の理由で一般的なアマチュア吹奏楽団では無理です。 そういうわけでプロの吹奏楽団、あるいはそれに準ずる活動をしている吹奏楽団からオファーが来るのです。そしてベートーヴェンチクルスのコンサート、CDのリリースとなって大々的に取り上げられるのです。もうワクワクしちゃいますね。そうすれば私もプロのアレンジャーになってしまうかもしれません。 あ〜、早く誰かの目に留まらないかな。 鳴かぬなら鳴かせてみせよう作戦 いやいや、そんなムシのいい話は来ないでしょう。やりたいという吹奏楽団が無いのなら、自分で作ってしまえばよいのです。よく、特定の作曲家の曲しか演奏しないオーケストラというのがありますよね。それを作るのです。 このウェブサイトを基点にして、メンバーを募集し吹奏楽団を結成します。名前は「シントラー・ウィンドオーケストラ」。そしてコンサート、CDのリリース。そうこうしているうちにTVの取材なんかもあるでしょう。一躍、超有名吹奏楽団です。 これまたワクワクしてきますね。 鳴かぬなら殺してしまえ作戦 そんなアホな話がありますか。演奏する機会が無いのならこんなことは止めてしまうのです。って、作戦ですか? そんな感じで、妄想はどんどん膨らんでいきます。しかし、そんなことを考えているくらいだったら、まず、自分だけで出来る編曲を黙々と進めるのが先ですね。 ちなみに「シントラー」というのはベートーヴェンの秘書だった人で、ベートーヴェンが耳の不自由なのをいいことに、ずいぶん好き勝手なことをしたようです。 |