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290.PCが先かソフトが先か?

2012.1.7


 さて、現在私が編曲のために使用しております、PC及びソフトについてであります。

 PCは、#200で書きましたところの自作8号機でありまして、CPUはAMD Athlon64X2 6000+、OSはWindows XP という仕様で、2007年秋からですから、丸4年使用している事になります。まだまだ通常使用は不満なく使用できておりますが、何しろ世の中の進歩から4年間も遅れているわけで、同じ金額を掛けて新しいPCを買えばかなりスペックアップでき快適な作業環境になることは間違いないと思っております。
 更に、世の中はWindows 7 が主流になっておりXPを使い続けているというのも時代遅れ感が強くなっています。今年は、Windows 8もリリースされるというはなし(今調べて知りました。)ですし、いよいよXPとも別れなければならないかなぁ、と思わざるを得ないのです。
 また、この春、子供に買い与えたPCがWindows 7だったわけで、子供が悪さをしないように設定をしようと思っても、やり方が良く分からんという事態も発生しております。やはり、自分自身が新しい情報を取得しておくべきでありましょう。

 ソフトの方ですが、ノーテーションソフトはFinale 2005であり、これは2005年8月に購入した物で、すでに6年以上使用しております。
 使い勝手の方は、若干問題がありまして、PCのマルチコアCPUに対応していないと思われる挙動があります。ソフトを終了するときにフリーズしてしまうという物ですが、まぁ、作成したファイルを保存したあとのことなので致命的な問題ではないのですが、多少イラつくものではあります。
 また、もうひとつ、ヒューマンプレイバックという再生機能でフリーズすることも良くあります。どうも、クレッシェンド、ディミニュエンドの処理でエラーが起きていると思うのですが、どの条件で発生するのか特定できていません。発生しない場合もありますので、何か差があるとは思うのですが。
 このヒューマンプレイバックでフリーズするというのは、雲吹定期演奏会(これも、第10回を止めているなぁ)の演奏をするのに支障がありますので、困ったことではあります。
 Finale現在のバージョンは、2011ですね。この2月には2012が出る様です。いずれにしろ、バージョンアップなので新規購入より安価には入手できるはずです。
 ただ、2005で作成した譜面を2011、2012で開いた場合、何が起こるか分からないところがあり、手直しが多く発生するようだと面倒です。2005を使用できる環境を残しておかなければなりません。バージョンアップでは、複数のバージョンを利用することは許されないので、新規に買わなければならないかも知れません。体験版で確認が必要ですね。

 そしてもう一つのソフト、スキャニングソフトであります。
 使用しているのは、河合楽器製作所のスコアメーカー4.0です。これも、2005年8月購入です。当初は変換効率が上がったと喜んでおりましたが、それでも最近手がけているような編成の大きな曲になると、修正の手間が非常に多く作業に時間がかかるわけです。私も大分、以前より気が短くなって来ましたので、、、これはこれで困ったものです、、何とかならないものかと不満が募ってきております。
 スコアメーカーは、その後FXシリーズというバージョンにアップしているわけですが、これについては#134#163で書いたように、使い物にならないという決定を下していたのでした。

 ここからが、今回の問題提起につながるわけですが、昨年暮れに河合楽器製作所様からメールが届きました。
 スコアメーカーFX proのサポートが切れる(使ってないからいいけど)ということと、FX6という新バージョンがリリースされているということ。
 このFX6のうたい文句には、購買意欲をそそるようなことが書かれている訳です。ちょっと、心を動かされました。
 #163で使い物にならないと判断してから、3回バージョンアップされています。もしかしたら、使い物になったかもしれません。とても気になってきました。

 では、体験版を試してみれば分かるわけですが、今のスペックの劣ったPCで試してみて、「使えない」と誤った判断をしてしまうのも考え物です。PCを先に買えば良いとも思えますが、もし新しいPCでも使い物にならなかった場合、今のPCも残さなければなりません。以前より部屋が広くなったとはいえ、2台のPCを置くには厳しいスペースです。ノートPCや省スペースPCの場合だとスペックが劣る場合があるので避けたい物です。

 PCもソフトも試用できればいいんだけどなぁ。もう少し悩んでみますか。予算の関係もありますし、、、(最後はここ)。

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