「休むに似たり」記念すべき200回目というのに、全く関係もなくPC遍歴を続けております。 ◆6.自作5号機 / Albatron / KX400-8X 2003年夏。これまでに自作したPCのM/BはすべてATXという規格のものでした。ケースはミドルタワーといいまして、ちょっと大きいかなというサイズで。そこで、micro ATX規格のコンパクトなPCを作りたくなっておりました。 近所のPC-DEPOTを見ておりますと、割とカッコイイmicro ATX用のケースが通常の半額くらいで売られておりました。訳アリということでもないようですので、とりあえず購入。 次は秋葉原にM/BとCPUを買いに出かけます。M/Bは安くて安定性があると評判のAlbatron製を選んでおりました。 あるショップで7,680円で見つけます。とりあえず憶えておいて次の店へ。すると、こちらでは6,800円ではありませんか。1,000円近く安い。ということでCPUと一緒に)購入。CPUはAthlon XP 2800+を選びました。「むふふ」とほくそ笑みながら、都営新宿線に乗って帰宅したのを今も覚えております。 さて、帰宅して組み立てです。箱からM/Bを取り出し感嘆してしまいました。 「凄い。このmicro ATX マザーボードには、PCIスロットが6本もついている!!」 (ここ、笑うところですよ) しかしすぐに我に帰りました。PCIスロット6本ってATXなのです。つまり、micro ATXのケースには入りません。型名を見てがっくり。 KM400T-8X/proを買うつもりでいたのに、買ってきたのはKX400-8Xだったのです。紛らわしい型名。しかし、一度開封してしまった、M/Bは交換してもらえません。 とりあえず、ATXケースで組み上げて、動作を確認して遠い目をしておりました。 残ったのは、空のままのmicro ATX用ケースでした。 ◆7.自作6号機 / Albatron / KM400T-8X/pro せっかく買ったmicro ATX用ケースを無駄にすることは出来ません(いや、今までにずいぶん無駄なことをしていると思うが)ので、KX400-8XをKM400T-8X/proに取り替えることを考えなければなりません。 会社に行って、「PCを自作したい人いませんかぁ。」と呼びかけると、何とラッキーなことにいるではありませんか。しかも、AMDのCPUで、と言っています。ますますラッキー。ということでKX400-8Xを格安でお譲りして、そのお金を持ってKM400T-8X/proを購入してまいりました。まぁ、結果的には、出費額が少々増えてしまったわけです。(ですので、上に書いた自作5号機は最も短命なPCでありました。) この自作6号機はは#2で自作2号機として紹介しております。後にOSをWindows XP HOMEにしております。編曲作業の前半はこのマシンを使って行っており、大いに活躍いたしました。 ◆8.ベアボーンキット / UNISEX 2003年秋頃ではないかと思います。詳細は#133に書いたとおりです。一度落雷で電源が壊れ、載せ変えております。 現状、使っていないのでどなたかにお譲りしても良いと思っているのですが、いかがでしょうか。もう7年前のPCですのでスペック的にはかなり劣りますし、OSもXPが限度で、XPの入手も困難なようですから、簡単には使えるようにならないでしょうねぇ。Windows7は結構軽いという話ですから、もしかしたら行けるかもしれません。 まぁ、そういうふうにいろいろチャレンジできる方ならいいのですが。 133.で書いたようにOverture2を使うための98マシンは必要なのですが、自作6号機を98とXPのデュアルブートできるようにさせておけば良いのです。 ◆9.自作7号機 / Gygabyte / GA-K8U-939 2005年秋。世の中、Socket Aは終焉を向かえ、新しいCPUがどんどん出てきておりました。自作6号機を作成してから2年が経過しており、そろそろ新しくしたいという虫が疼き始めておりました。 Athlon 64も大分値が粉れておりましたので、一丁仕立て上げることにしました。M/Bは安くてスペックの良さそうなGygabyte / GA-K8U-939を選びました。Gygabyteは自作1号機のGA-5AX以来ですね。CPUはAthlon 64 3200+としました。メモリはとりあえず1GB。後に1.5GBに増設しております。OSは自作6号機をXPにしたときに空いた2000をインストールしました。まぁ、普通は新しい方をXPにしたいのですが、DSP版を使用していたので新しいPCを作ったとしても移し変えは出来なかったのです。 まぁ、2000の方がXPより軽いのでより高速に使えるはずなので、それはそれで良かったのです。 しかし、楽譜作成などのメイン作業は自作6号機を使っておりましたので、こちらの自作7号機は、ビデオ編集など負荷の重いことに使用しておりました。 そしてまたまた事件は起こります。すでに書いていることなのですが、あのScore Maker FX事件です。#134で書いたように裏ベー全編(2006年12月~2007年1月)にScore Maker FXを購入し、まず自作6号機にインストールしました。重くて使い物にならず、ノートPCのFMV-BIBLO NF60Tにインストールしてもダメ、そしてこの自作7号機にしてみてもダメだったという事です。 自分的にはハイスペックマシンなのに、使えないとは悲しいマシンになってしまいました。 ◆10.自作8号機 / Gygabyte / GA-MA69G-S3H 東京から駒ヶ根に引っ越した2007年初夏、引越し後の騒ぎが落ち着いてきた秋に、Score Maker FXを動かせるマシンにグレードアップしたいということで、東京に出かけて買ってきました。M/BはGA-MA69G-S3H、CPUはAMD Athlon64X2 6000+、メモリは2GB、OSはWindows XP HOME DSP版 としました。結局、134.に書きましたとおりScore Maker FXはまともに動きませんでした。 しかし、我が家での最高スペックマシンとなりましたので、現在までメインマシンとして使用しております。 さて、そういったわけでPC遍歴はお終いです。しかし、これはマザーボードとCPUに限った話なので、グラフィックボードやその他周辺機器を考えると数え切れないのです。実際、本当に忘れてしまっている物も多いです。 自作8号機を作ってから、そろそろ2年。Windows 7というのも発売されるようですし、、、9号機を、、、あ、女房が睨んでいる。 〈お終い〉 |