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216.今年の反省

2009.10.31


 演奏会も終わり2週間が過ぎ、大分落ち着いてまいりました。というわけで、反省をして見たいと思います。ちょうど昨年もしておりますので、この一年間でその反省が生きたかどうか、振り返ってみましょう。

 昨年の反省を読み返して見ますと、大層なことを言っておりますが、、、。

 【読譜】
 「『カルメン』なんて通俗曲じゃん。」というスタンスで入ってしまったので、深く読譜しようとしなかったのは、間違いでした。曲が出来上がってきた終盤には、解釈を変える場面もありました。
 オペラのDVDは2枚、組曲のCDはオケ版を2枚、吹奏楽版を2枚入手しておりましたが、本番間際に買ったデュトワ&モントリオール響のCDで、「この曲はフランス物なのだ。」と気付かされ、でも、アラゴネーズではスペインらしさも出さなければ、ということで「えっと、あの、スペインの舞曲なんていったっけ、、、そうそう、フラメンコ。」などと本番の日のリハーサルでリズムの取り方を指示したり、ドタバタの様相はありました。それでも本番の演奏に反映できたのは、良かったです。メンバーのみなさんの反応も良かった。

 【振り】
 これは、今回の大反省ポイントです。『カルメン』の「ハバネラ」の最後の部分で、ソロパートが小さなカデンツァを演奏し最後の音を延ばし、その後で全体の合奏入る、というところなのです。組曲版とアルト独唱版の二種類で違う形でありました。私の譜読みが間違えていた所為もあって、本番間際で振り方を変え、演奏者の皆さんが着いて来れないということが起きてしまいました。これは、次回詳しく書きましょう。
 アルトソロの方は、最終的には高山さんとタイミングを合わせることが出来たのでそれほど問題にはならなかったのですが、組曲版は当日まで心配でした。

 【曲の解説】
 昨年の反省から、練習時間は出来る誰多く楽器を鳴らす時間をとることと、通しを多くすることを考えておりました。また、『カルメン』については、「皆さん、ご存知でしょう」ということで、特に解説などすることもなく、まぁ、薀蓄を語るほど深く知っている曲でもなかったので、おしゃべりの時間は少なかったのではないかと思います。
 去年の反省も、おしゃべりの時間が少なかったとしていますので、反省は活きていない事になりますが。やっぱり、音を鳴らしている時間は多い方がいいですね。

 【録音】
 2回の一日練習の演奏を録音し、インターネットストレージにアップして、メンバーの皆さんに聴いていただけるようにしました。多くの方に聴いて貰え(たと思っていますが)練習へのフィードバックが掛かったと思います。
 全員がダウンロードしやすい状態だったかというと、長~いアドレスを紙で配ったということで、そうではない人もいたでしょう。となると、楽団のサイトを携帯だけでなくインターネットでつくって、そこから簡単にダウンロードできるようにしたいなぁ、とも思います。
 あ、このサイトにパスワードで保護した団員専用のページを作り、そこからインターネットストレージに飛べるようにすればよいのか、、、。今度やってみましょう。
 泊まりの合宿はなかったので、ラジカセでみんなで聴くことはできませんでした。昼休みに掛ける位は出来たなぁ。これは来年にやってみましょう。

 【もうひとつ】
 昨年、購入したまま使用することがなかったキーボードですが、今回は普段の練習から活躍しました。音程、ハーモニーの確認が良くできました。問題は、私が鍵盤をまともに弾けないということ。うーん、子供のピアノ教則本をまた始めてみないといけませんかね。


 以上のように、私自身のやるべきことはそれほど変わっていなかったという感じです。機材を活用するという面では良く出来たと思います。
 また次回も、次のレベルに上がって行くよう頑張りたいと思います。

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