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382.楽器集め

2013.10.14


 吹奏楽仲間と集まって話をしていた時の事であります。誰からともなく、「歳を取って来ると、楽器集めに走っちゃうんですよねえ。」なんていう言葉が出ました。

 まずトランペット吹きという人たちは、B♭管トランペットから始まるのは当然として、フリューゲルホルン、コルネット、ピッコロトランペットと集めていきます。駒ケ根市吹のメンバーも、ご多分に漏れず、フリューゲルホルン、コルネット3パートで演奏することが出来ました。そして、B♭管の音色の違う物を複数本とか、C管、ロータリーとかに広がって行きます。
 「英国式ブラスバンドをやる場合はEsコルネットも欲しいぞ。」とか「ロータリーのピッコロトランペットを使う場面は思いつかん。」など話は膨らんでいきました。そうすると5本前後のトランペットを持つのは当たり前のような話ですねぇ。

 フルートの場合は、某氏曰く「フルートとピッコロ位ですかねぇ」なんて控えめでした。「アルトフルートは? バスフルートは? コントラバスフルートは?」と畳み掛けても、「欲しくないですよ。」だそうで。フルートオーケストラでもやらない限り、収集欲は発展しないのかもしれません。

 クラリネットの場合はまた種類が多いですね。トランペットと同じようにB♭管から始まって、Es管、アルトクラリネット、バスクラリネットと発展していくようです。コントラアルトクラリネット、コントラバスクラリネット辺りはかなり厳しそうです。
「バセットホルンは?」と某氏にたずねると「欲しいんだよー」だそうで。クラリネットファミリーは揃えたくなるようです。

 テューバに目を向けると、B♭管から始まるのは同じですが、ピストンとロータリーのどちらかという選択肢があります。そしてC管、F管。場合によってはEs管もあります。でもそんなに買ったら置く場所はあるの?という話になって行きますね。一部屋丸々テューバ置き場になってしまうでしょう。

 楽器が多いといえば、パーカッションですが、どれ程の楽器を収集されるものなのか、ちよっと想像が付きません。やっぱり一部屋占領されてしまうんでしょうねぇ。いや、一部屋では済まないかも。

 では、私の場合はどうかというと、「ユーフォニアムはBessonしか有り得ん。」という固い考えでおりましたので他のユーフォニアムを買おうなどという考えは有りませんでした(まぁ、100万円前後するものですから、経済的に無理なんですけれど)。
 ですので、テューバが欲しくなって(安物を)買ってしまったりするわけです。また、同じマウスピースを使うということで、トロンボーンも買ってしまっています。トロンボーンの方でユーフォニアムをお持ちの方も多いですよね。
 オーバルバリトンというのも魅力的でありまして、中国製の安物を買ってしまっております。あぁ、本物が欲しい。
 ということで、私も結構楽器集めしているのですが、安物というのがどうしても後から満足できなくなっておりまして、ちょっと困っております。
「集めるよりも、吹け。」と言われそうですけれど。

 そうこうしているうちにとあるサイトを見つけてしまいました。ユーフォニアムを中心とした楽器を販売されているサイトなのですが、なかなか食指が動かされています。
 以前は、欲しいとも何とも思わなかったバリトン…。欲しくなってきちゃったなぁ。  

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