直線上に配置

363.Dies Natalis

2013.6.3


 ハワード・ハンソン (Howard harold Hanson, 1896 - 1981) は作曲家、指揮者、教育者としてアメリカ音楽界に大きな影響を与えたひとりである。作曲家としては、保守的な新ロマン主義であり、代表作には7つの交響曲などがある。イーストマン音楽学校の校長を40年間に亘り務め、同校をアメリカ随一の音楽学校へと育て上げた。
 交響曲を主に書いており管弦楽作曲家であるといえ、吹奏楽曲は殆どない。知られるところでは、『コラールとアレルヤ』 (1954)、『ラウデ』(1975)、そして『ディエス・ナタリス』(1972) 程度である。
 『ディエス・ナタリス(Dies Natalis)』にしても元は1967年に作曲した、管弦楽曲であり作曲者自身による吹奏楽編曲である。

 『ディエス・ナタリス』とは、ラテン語で「生誕の日」という意味があり、この曲ではキリストの降誕を表している。
 曲はスウェーデン系ルーテル教会のクリスマスキャロルの旋律をモチーフにし、序奏、コラール、変装、フィナーレの4つの部分からできている。演奏時間は14分前後で、吹奏楽曲としては大曲の部類に入るだろう。


 などと、もっともらしくハワード・ハンソンと『ディエス・ナタリス』の解説らしきものを書いてみましたが、リンク先のウィキペディアをお読みいただくのが更に詳しくお分かり頂けるというものです。『ディエス・ナタリス』については、先に管弦楽版があったことを、私も初めて知りました。

 さて、そんな曲の事についてが今回のネタではなく、私の「生誕の日」についての事です。毎年やってくる誕生日ではなく、生年月日その日の事です。私もつい最近知ったのですが、日本で割と歴史的な事があったのでした。
 では、その知った経緯などから。

 ある時、だらだらとネットを徘徊しておりますと、
  since 1963.7.16
 という文字が目に入ってきたのです。はい、1963年7月16日が私の生年月日であります。
 「何かな?」とは思ったのですが、特に深く追求することなくスルーしておりました。白地に緑色の四角形や文字があったので、高速道路関係のグッズか何かだと思いました。ですから、どこかのサービスエリアに行けば買える物だろうと簡単に思ったのです。そして、そのまま忘れておりました。

 先週になりまして、ふと「あれは何だったのだろう?」と思い出しまして、ネット検索してみました。 "since 1963.7.16"でそのものズバリはヒットしませんでしたが、高速道路(NEXCO)関係のウェブサイトを見ているうちに発見しました。
 NEXCO西日本オリジナル『名神開通50周年Tシャツ(第2弾)』等を販売します!|NEXCO 西日本
 というページ。(いつまで残っているか分かりませんが…)
 なんと、名神高速道路(栗東-尼崎)の開通が1963.7.16であり、50周年の記念グッズを発売しているというのですね。で、この名神高速道路(栗東-尼崎)というのは、日本で最初の高速道路というから驚きじゃあありませんか。

 そうです。私は日本の高速道路と共に生まれたのです。

 初めて知りましたよ。親も一言も云わなかったし、第一知らないようでしたしね。あのころは、家にはテレビは無かったし、関西の事だから関心が無かったのかもしれませんね。新聞にくらいは載ったでしょうに。
 日本の歴史的な日でしたのに。まぁ、いいや。

 そのグッズというのは、どこで買えるものなのでしょうか。是非とも欲しいと思う訳です。私が買わずして誰が買うのか、と。
 記事を読んでいくと、

3)販売個所
・大津サービスエリア(SA)、吹田SA他関西地域の主要なSA・パーキングエリア(PA)
・東急ハンズ梅田店(大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店10階~12階)
・東急ハンズ江坂店(大阪府吹田市豊津町9-40)
 (※)通信販売でのお取り扱いはございません。


 なんと関西地区のサービスエリアか、東急ハンズの梅田店か江坂店のみ。更に通販は無し。ということは、そこまで行くか、そこにいる知り合いに買ってもらうしかありません。大阪、京都には、会社でお世話になった人が少なからず居ることは居るのですが、やはりあまりお手を煩わしたくないものです。
 という訳で、大津S.A.ならば京都の手前、車で4時間です。自分で行ってしまいましょう。いつ行くの?

 今でしょ!

 ということで5月28日に決行いたしました。
 大津S.A.ではコーナーが小さかった所為か、すぐに見つけられませんでした。その売場です。
 

 購入したものを載せていきます。
 まずTシャツ
 
 その他に「栗東」、「大津」、「京都東」を購入。まぁ、関西の地名なので、特に馴染みもなく思い入れもないので、せめて吹奏楽の「吹」の字の入った「吹田」を中心に選んでおります。

 次にスクエアバッグ。
 
 その他に「京都東」も購入。

 そして、マウスパッドとメモ帳。
 
 こちらは、買ったものすべて。本当に吹田ファンみたいですねぇ。

 最後に、ステンレスタンブラーとデザインタンブラー
 
 こちらも買ったものすべて。ステンレスタンブラーは「吹田」「京都南」「大津」の三種。デザインタンブラーは、中の紙を入れ替える(サイトからダウンロードできるそうで)ので「大津」のみ。
 クリアファイルは購入しませんでした。ま、いっか。

 まず、今後手に入らないだろうということで、こんなに買ってしまいました。本当に今後まずありえない事なので、いいでしょう。
 次は75周年ですかね。それまで元気でいられるかな?

【参考文献】
ウィキペディア フリー百科事典 / ハワード・ハンソンディエス・ナタリス
NEXCO西日本のウェブサイト

前を読む 『休むに似たり』TOP 次を読む



Copyright(C)2005-13 T.Miyazawa All Rights Reserved.

直線上に配置