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354.独立

2013.4.1


 4月1日のネタとしてお読みいただければと思います。

 さて、独立などという言葉を持ち出しましたが、要は会社からの給料で生計を立てるのではなく、自分が直接利益を得て生計を立てるということであります。
 では、現在私が何を持って独立できるのかと言いますと、農業というのがあげられます。詳しくは申せませんが、簡単に言ってしまいますと親の代から譲り受けるいうことですね。しかし、今までの経験などは、小学校の時のお手伝い位しかなく、全く何をしてよいか分かりません。見ていると、朝は早いようですし、何より重労働です。サラリーマンの経験しかない私には、想像できないものがあります。更にいけないのはこの季節。花粉が充満している屋外での労働は不可能と言うことになります。残念ながら農業は私にはできません。

 次に、何が出来るかといえば、ここのサイトで公開をしている譜面つくりであります。とりあえずは、吹奏楽曲の編曲と言うことで。しかし、これも生計が立てられるほどの収入になるのかと言うとかなり疑問でありましょう。このサイトの知名度はあまり高くありませんので、無料とうたっていても依頼を頂くことはそれほど多くはありません。
 吹奏楽譜を扱っている出版社のサイトを見ておりますと、編曲者を募集しているところや、編曲作品を募集しているところが有ります。こういうところに、販売をお願いできればある一定量は売れるとは思うのですが。なにしろ人気のある曲をあまり編曲していない私です。どれ程売れるものか。
 もし、どこぞの出版社と編曲者契約(実力を認めてもらえればの話ですが)でも結べば、一定の仕事は頂けるでしょうが、締め切りとか、自分の好まない曲の編曲とか、一切したことのないポピュラー系の編曲とか、苦しい状況になるかもしれません。そんなことを言っているうちは、契約なんてできないだろうなぁ。

 それから、譜面を書くという業種では、浄書という物があります。今の私は、見よう見まねの自己流で譜面を書いていますが、やはり正統的な学習も必要です。浄書の通信教育もありますから、一定の学習は出来るでしょうが、プロとなるためには師匠に付く必要もあるでしょう。となると、独立するまでには、投資と時間が必要です。これは厳しいことです。定年後の楽しみなら良いのですが。

 なーんて、会社に行きたくないものだから、なにをもって独立出来るかなどを考えてしまいました。どう考えても、サラリーマンの収入の方が安定して高いのですよねぇ。やっぱりあと10年働いてから、定年後の楽しみとして譜面を書いて収入があればいいなぁ、と言うことになります。
 まだまだ、今のうちは趣味に留めておくのが良さそうです。

 ということを、エイプリル・フールに書くということは、どういうことになるのだろう。何が冗談で、何が本気なのか、、、自分でも、わからん。

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