朝の通勤時に聞いているFMラジオのCM… 「提供は、 おかしな力でアスリートを応援する、△△△。 」 正しく聞けば、「お菓子の力で」 でした。まぁ、いいか。 時々見る、長野県限定のTV-CM… 「傷が広がる○○○病院。 」 病院で傷が広がったらいかんと思うが、、、 正しく聞くと、 「絆広がる」でした。しかし、どう聞いても、、、ねぇ。CMとして直した方がいと思っているのですが。病院のためにも。 とまぁ、細かい話を始めました。ここから実のある話を、出来るわけではないので、もう一つイチャモン的な見解を。 よく見るTV-CM… 「 3秒間に1本売れてるノンシリコン… 」 聞いた瞬間は「おお凄い!売れているんだ!!」と思ってしまう訳ですが、3秒間に1本てどれ位の販売量なんでしょう。5W1Hのほとんどが不明なので全く具体的ではありません。一瞬のうちに「凄い!」と思わせてしまう、コピーは大したものだと思いますが。 具体的にどんなことか考えてみましょう。 このシャンプー1本を使い切るのに、どの位の期間が掛かるのか。ボトル容量は500mlの様です。1dayトライアルというのが10mlですから、一回に10ml使うのでしょう。1日1回のシャンプーで10ml使えば、500mlなら50日間使えることになります。50日間というと、 50日×24時間×60分×60秒=4,320,000秒 となります。3秒に1本ということで、これを3で割ると 1,440,000ということになります。要約して言えば、約144万人の人が、昼夜を問わず3秒ごとにシャンプーを買って、使い終わったらまた買うということを繰り返していると、一応、3秒に1本売れ続けることになります。 次に問題になるのが、販売地域ですね。とりあえず、日本国内のみとして考えてみましょう。日本にいる人でシャンプーを使用している人は、何人ほどいるのでしょうか。人口1億3千万人のうち、仮に1億人としてみましょう(もっと多いとは思いますが、キリの良いところで)。3秒に1本売れるシャンプーのシェアは、 1億分の144万= 1.44% 「ん!?」 と思いますねぇ。日本国内で何種類のシャンプーが販売されているか分かりませんが、シェア1.44%というのは、微妙な数字ですねぇ。しかし、やはりシェア内訳が分からないので、何位程度なのか分かりません。 あとは、販売期間のこともあります。10年間続けてというならロングセラーヒットとも言えなくないですが、3ヶ月程度でしたら一発屋という可能性もあります。長期間売れていればそれも一つのセールスポイントでしょう。それを言わないということは、長期間売れているものではないということも考えてしまいます。(実際、耳にし出したのは、ここ1~2年かな) という訳で、「 3秒間に1本売れてる 」と言われても、ある程度売れているということしか分からないのですねぇ。 そんなわけで、CMを見つつ突っ込める所を探しているのでありました。 |