pBone プラスティック・トロンボーンです。しかも、2本、、、。 事の起こりは昨年の10月初旬。ある楽器店のウェブサイトを見ているとpBoneなるものを発見。価格は\16,000-弱で予約受付中となっています。プラスティック製だが玩具ではない、と書いてあります。まぁ、トロンボーンの構造は最も単純な物ですから、玩具であってもある程度本物に近くなると思いますが。(本当の玩具は、マウスピースが違うんですよねぇ) プラスティック製とはいえ、トロンボーンがこの価格で手に入るというのは、食指が動きます。カラーも赤、青、黄、緑の4色あり、何色であってもネタ作りにはなります(これが一番の購入動機か?)。全色揃えれば、「ボーン・レンジャー」とかいって戦隊が組めるでしょう。 ネット検索して、情報を集めたところかなりの人気の様子。10月発売予定とのことで、予約受付中なのでした。 ひとしきり思案した後、購入を決意し、某通販サイトから注文したのでした。10月8日のこと。色は“青”を選択。すぐに、注文確認メールが届き、納期確定次第連絡が来るとのこと。 え、今、納期が分からないの?と若干の不安。そういえば、楽器店のサイトには「12月分予約」などと書いてあったような、、、。まぁ、気長に待つ事としました。 納期確定の連絡はないまま時は流れ、12月も下旬になり、「そういえば、そろそろ納期くらいは確定するかもしれない。」と、毎日会社から楽しみにして帰宅しておりました。しかし、全く音沙汰なし。 再度ネット検索をしているうちに、海外の楽器店サイトに注文し2週間程度で入手したというブログを発見。そういう手もあるのかぁ、と情報として憶えておくことにしました。 更に時は流れ、今年の1月下旬。いい加減痺れが切れてきました。 『ええい、海外サイトへ注文だ。これより遅くなるならば、国内注文分はキャンセルだ。』と力強く決意し、海外サイトを探しました。 osmun.com を発見。サイト内はもちろん全部英語ですが、私の貧相な頭脳を駆使して、解読いたしました。 価格は$149。確か1$=\76 位だったでしょうか。\11,324-ですね。安い! 送料は別途掛かるようですが、国内よりも安いことは確かです。 購入に必要な情報を入力(住所の入力がちょっと不安でしたが)し、注文。今回は“赤”を注文。 すぐさま、注文確認のメールが届きました。送料は$28.95であり、合計で$177.95、日本円で\13,524.2-です。1月29日のことでした。 2月1日には、Invoiceがメールで送られてきました。クレジットカード利用の手数料なのかな? さらに$11かかるようで、合計で$188.95とあります。それでも\14,360.2-ですので、国内で買うより安いです。 2月3日には、出荷したというメールが届きました。在庫があったのでしょう。早いですね。後は、輸送にどれだけ時間が掛かるか、楽しみに待つだけです。 さて、国内分はキャンセルしようかなんて考え初めていた2月6日。国内楽器店から、「当店へ入荷しました。検品・調整後出荷します」というメール。また、その日の内に「出荷しました。」というメールが来ました。 あ、2本買うことになってしまう。でも、色を変えておいて良かった。 2月7日、“青”が届きました。 箱が大きい分、とても軽く感じます。 日本語の取扱説明書も入っていました。 スライドとベルを繋ぐ所は、差し込むだけという、、、。 そして、一週間後2月14日。“赤”が届きました。が、配達時不在だったため、翌15日に郵便局で受け取って来ました。 宅配の送付票は“UNITED STATES POSTAL SERVICE”であり、米国から発送されたことを物語っています。 内容物は、色が違うだけ。もちろん日本語取り説は無し。 あっさりしたケースに、バラバラに入っています。 さて、吹いてみてどうかというと、、、。 そりゃあ、普通のトロンボーンと比べれば、鳴りは良くないです。しかし、「渋い」ながらも「軽く散漫な感じのする」音です。奇妙な音といえなくもありませんが、一応トロンボーンの音であります。 面白いことに、“青”と“赤”とで若干音色が違うのです。 “青”は、先に述べたように、渋め、固めで、鳴りの悪い音がします。 “赤”は、明るく、軽く、発散した音がします。 材質的に、“赤”の方が軟らかい感じです。その分振動しやすいのでしょう。 ちなみに、マウスピースはこんな感じ。 マウスパイプへの挿入部が一段小さくなっているのが安っぽいです。 このマウスピースを使わないのなら、代わりに細管のマウスピースを使うことができます。 現在のところ、国内の楽器店ではほぼ売り切れ状態ですね。入荷もいつになるか分からないというところが多いです。輸入元に頑張ってもらうしかないですね。 早く手に入れたければ、海外サイトへの注文ですが、osmun の方でも色によっては時間が掛かるようなことが書いてあります。でも、日本で待つより確実かも。 さてさて、色により音色が違う(個体差かもしれませんが)となると、“緑”と“黄”がどんな音になるのか気になるじゃないですか、、、ねぇ。 あと2本かぁ、、、。馬鹿ですねぇ。 |