河合楽器製作所様のスコアメーカーFX6proを購入してしまったということは、PCも新しい物を購入するつもりだったというわけです。 初代FXproより安定性が増し軽快になったとはいえ、現状の4年半前のスペックのPCでは、ストレスなく操作するのは無理でしょう。そういうわけで、新しいハイスペックのPCの購入を決意していたのでした。 しかし、PCの新調に気を使わなくなって4年以上。現在、どのようなPCが性能が良いのか見当がつきません。土曜の新聞に折り込まれて来る家電店の広告を見ても値段の差はあるものの、あまり性能的な差は分かりません。きっと、機能とかデザインの違いでしょう。それに用もないソフトがゴテゴテはいっていますからねぇ。というわけで、大手メーカー製のPCには食指は動かないのです。 かといって、自作はどうかというと、パーツの選定、購入とかいろいろワクワクする楽しいことはあるのですが、上手く動作しなかったときの対処が面倒とか、OSやらOfficeソフトやらMicrosoftの戦略に乗ると、自作でも決して安くないということで、あまり気が乗りません。 まぁ、とにかく、現在の情報収集が先という事で、書店へ行き、最新のハイスペックPCはどのような仕様なのか分かる本を買ってきたのでありました。ネットでも情報収集はできますが、あちこちに膨大な情報があって、まとまりがつかなくなるので本一冊を見る方が要点は掴みやすいのです。 さて、その本読んで分かったことは、 ・CUPはIntel Core i7が速い。クロックは3GHz以上、4コアは普通。AMDの最新CPUはそこまで速くない。 ・メモリは8GBが普通。 ・HDDは1TB程度は普通。SSDという手もある。 ・グラフィックは2万円弱が普通。 などなど、、、 まぁ、とにかくCPUが一番効く訳で、AMDを選びたい物の、Intelを選ぶことにしました。 では、どのように買ったら良いものかと、ヨドバシ.comなどを眺めながら思案しておりました。家電メーカーではないPCメーカーでは、BTOという注文の仕方があって、家電メーカーよりはハイスペックモデルが安く入手できます。BTOというのは、“Build to Order”という、パーツを指定して注文できるオーダーメードのことであります。 有名なところでは、Epson Direct Shop、HP Directplus、Dell なんてところがありますね。今まで一度も注文したことありませんけれど。 あとは、気にしなければならないのは予算であります。ここの所、財政状況は厳しいため、10万円というのが一つの線でした。 10万円で、CPU Intel Core i7-2700K、Windows 7、Office personal付き。ノートPCはダメ、モニタ無しでよい。 さすがに、この線は厳しかった。上に挙げた3社では無理。 しかし、ヨドバシ.comを眺めていて辿り着いたメーカーに、mouse computer がありました。以前、秋葉原で見て安くてハイスペックなモデルを扱っているのは知っていましたが、、、。 mouse computer のウェブサイトを見ておりましたところ、生産工場はモニタで有名なiiyamaであることが分かりました。iiyamaといえば、長野県の企業であります。ここはひとつ、我が長野県に貢献しなければならないということで、mouse compuer の製品を選ぶことにしました(あ、EPSONも長野県、、、)。 それでは、mouse computer で機種選定に掛かりることにしました。 CPUはCore i7- 2700Kとしてその他必要と思われるオプションを選択していくと、 Lm-i743 というモデルで、\93,030(税・送料込み)でありました。10万円楽勝。 しかし、その他スペックを見てみると、グラフィックがCPU内臓でちょっと劣ったり、ケースがミニタワーで安っぽい(そりゃ安いんだもん)ということで、ミドルタワーでグラフィックボード有りのモデルを選択しなおしました。 MDV-ASG8310B というモデルで、\102,900(税・送料込み)。 約一万円上がりましたが、10万円ちょいというところですねぇ。これで、注文したかというと、そうではなく一週間ほど思案したのでした。 「CPUは、i7-2700Kが最高というわけではない。もう少し出してランクを上げても良いのではないか。」という、欲が出てきたのです。えぇ、長野県の企業のために。 再度、機種選定です。CPUを、i7-3930Kにして、 MDV-AGG9300B というモデルで、\153,090(税・送料込み)。Windows 7はProfessionalに格上げになり、メモリも16GBとなりました。 目標より5万円程上がってしまったが、また長く使うから良いのだ。と、納得しながら、注文ボタンをポチッ。 待つ事5日間。商品は届いたのでありました。その間、私の仕事は火の車で、このPC新調だけが生きる望みだったといっても過言ではありません(いや、言い過ぎだ)。 早速、開梱。一旦、古いモニターを持ってきて接続し、スイッチオン。 モニタ上にBIOS画面が映し出されます。(←おかしいと思えよ) 「そうか最近のPCは初回立ち上げ時はBIOSが立ち上がるのか。」と思いながら、EXITしてWindowsへ。問題なく立ち上がりました。Windows 7は慣れていないので操作に手間取りますが、ユーザー設定を済ませました。 じゃあ、再起動してみようと、シャットダウンしてスイッチを入れなおすと、またBIOS画面が立ち上がります。おかしい、、、。BIOSに毎回BIOSを立ち上げる設定はあったっけ? ありません。 BIOSをEXITすれば、Windowsは立ち上がるので、PC本体の不具合ではないでしょう。とすれば、怪しいのはキーボード。今回は付属のキーボード(当然新品)を使用しております。 この付属のキーボード。省スペースのためか、キー配列を詰めてあり、私は気に入らないのです。それもあって、近所の家電量販店へ行き使えそうなキーボードを買ってきました。 そして、つなげ直したところ、見事に最初からWindowsが立ち上がったのでした。ダメじゃん、mouse computer のキーボード。 初日から、ちょっと焦った新PCでした。 |