プリンタについては、度々インクジェットの悪口を言っている私ですが、今までにどんな機種を使ってきたかを書き出してみたいと思います。197.~200.で書いたPC遍歴のプリンタ版です。 最初に買ったのは、EPSONのMJ-800Cです。リンク先はEPSONのウェブサイトですが、今でもこのようにサポートされているということは立派なことだと思います。ドライバがWindows XPまであったというのも驚きです。 カラーインクジェットプリンタのごく初期の機種で、パーソナルユースでカラー印刷が出来るということは大変なことでした。しかし、写真品質の印刷はまだ出来ませんでした。定価は\79,800-だったと思いますが、ヨドバシカメラで10%引き程度(+ポイント還元10%) で購入。今思うと非常に高価ですねぇ。 譜面印刷をしようと思ったわけでもなし、何に使ったのか良く思い出せないのです。そういうわけですから数ヶ月使わないこともあったわけで、すると何が起こるかというと、インクの目詰まりですね。白い筋が出て印刷できないところが出来てしまうのです。ヘッドクリーニングしても、インクを消費するばかりで改善せず。 一度、修理(1万円ほど掛かったと思う)して直ったのに、またしばらく放置してしまったので、同じ様に目詰まり。後は、使う気になりませんでした。自分が悪いといえば悪いのですけれど。 次に購入したのが、富士ゼロックスのJW 310C。この機種の特徴はB4サイズまで印刷できるということ。定価は\42,800-と安かった上に、ゼロックスというインクジェットプリンタの中ではマイナーな存在だったため、26,000円程度で購入できたと思います。当時あった「地域振興券」というので買いました。 選択の理由は、このB4サイズが印刷できるということでした。作成した譜面のフルスコアを印刷したかったのです。A4サイズでは小さく、A3サイズが印刷できるプリンタはまだ高価でした。 ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」の編曲を終えて、印刷してみたのですが、135ページあるスコアの印刷に丸一日掛かった記憶があります。印刷時間は仕様では、モノクロA4サイズで4枚/分なので一時間程で印刷できたはずです。ところが、紙詰まりを起こしたり何やかやで、大変時間が掛かったのです。 年賀状印刷には2回程使いましたかねぇ。その程度で、このプリンタも使用頻度は減り、同じ様にインクの目詰まりを起こし、使えなくなってしまいました。 それでも次の年の年賀状作成に必要になり、父親が新機種を買って遊休していたのを奪って来たのが、EPSONのPT-110Wです。 ウチの父親という人は写真を趣味にしておりまして、プリンタで印刷する頻度が高いのです。で、知らない間に新しいプリンタを買っているのです。使わなくなった古いプリンタといっても私にとっては充分新しいので、もらってくるのです。 が、やはり私のところに来ると、目詰まりを起こしてしまうのです。困ったものです。 誰かが言っていましたが、「プリンタを使うのは年賀状作成だけなんだから、12月になったら買って、印刷が終ったら下取りに出してしまえばいい。まだ新機種だからそこそこの値段で取ってもらえるし、毎年最新機種を使える。」だそうで。まさにそう言えない事もないと思いますけれど、年賀状以外にも印刷したいときはありますからねぇ。 その後、女房がコピーが出来るプリンタが欲しいうことで購入したのが、つい最近まで使用していた、というか今も使えますHPのPSC 2355です。2005年7月25日の「聴いた・観た・読んだ」に書きました。15,000円程度で購入。EPSONからもほぼ同機能・同価格の製品がありましたが、迷わずHPを選びました。 HPのインクジェットプリンタは、インクカートリッジにヘッドが付いているので、目詰まりを起こしてもインクカートリッジを買い換えれば復活するわけです。その分、インクカートリッジは高価でランニングコストは高いのですが。 さて、購入直後のセットアップで驚いたのがドライバのインストールに時間が掛かること。それまでのプリンタは、ものの5~6分でセットアップできたのに、1時間近く掛かります。まぁ、スキャナなどのドライバや統合ユーティリティーの容量が大きいので仕方ないのでしょうが、女房のWindows2000マシンでは重いアプリケーションでした。 使い始めは調子良かったのですが、しばらくするとスキャナのセンサが移動するときに軋み音がする様になりました。「こりゃ、すぐ故障するぞ」と思ったのですが、意外と頑丈で故障はしませんでした。 女房も使い方が頻繁で、目詰まりを起こすほど使わない期間はなく、これだったらHPでなくても良かったかなぁ、なんて少々思いました。 ところが最近になって、パソコンからの印刷が出来なくなったのです。ドライバのアップデートもエラーが出てしまいます。どういうわけか分かりませんが、多分Windows2000での使用が厳しくなったのではないかと思います。XPパソコンにインストールしなおしたら、問題なく復活いたしました。まだしばらく使えそうです。 そして先頃購入いたしましたのが、CANON MG5230です。売れ筋はMG6130なのでしょうけれど、インクの消費量が少ないということでMG5230を選びました。 気になる、インクの目詰まりについては、インクカートリッジを装着するヘッド部分がプリンタ本体から別体となっていて簡単に外せるようです。これなら、目詰まりを起こしても簡単に修理できそうですね(でも幾らくらい掛かるんだろう)。 無線LAN内臓なので、わざわざプリントサーバーを用意しなくてよいという便利なプリンタです。(何しろ私のプリンタに関する知識は遅れているもので) 使用感はこれからだんだん分かってくると思います。かなり良さそうだと思います。 レーザーもインクジェットもCANONがいいのかなぁ、などと思ってしまいました。 インクジェットプリンタの使用遍歴は以上ですが、これらとは別に写真プリンタも使用をしております。上記の様にインクジェットを嫌ったせいであります。 最初の写真プリンタは、OLYMPUS P-300を不要になったという方から只で入手。しかし、印刷後の色のにじみが発生する様で、印刷から1年ほど経った写真はファンタジー調のソフトフォーカスが掛かった様になっておりました。 後でP-200を入手したときに、私も人に差し上げてしまいました。 次も、ある所で「捨てる」というものを貰ってしまったのが富士フィルムの*******。ネット上にも資料が見つかりません。 このプリンタには、かなりの話のネタがあるのですが、諸般の事情により書くことが出来ません。悪しからず。 次に入手したのがオリンパス P-200。このプリンタは優秀です。紙詰まりを一度も起こしていません。画質がちょっと硬いのが難点かなぁと思います。今でもちゃんと使えます。ヨドバシ.comを見てみたら、インクリボン&ペーパーセットの入手もまだ可能なようです。もうしばらくは使えそうですね。 そしてもう一台、同じくオリンパス P-S100。これは、ちょっと困ったものでした(現役ですけど)。画質はP-200に比べ非常に良いのですが、とにかく給紙エラーを頻発しました。まぁ、私の機械だけかもしれませんけれどね。一旦修理には出しましたが、その後も同様の症状は発生しました。給紙用のローラーの按配が悪いのでしょうね。給紙できずにエラーが発生すると、インクリボンだけ先送りされて、最終的にはプリント用紙だけが大量に余るという、腹立たしい状況に陥りました。 発売後1年しないうちにカタログから消えた様な気がしますが、何か事情でもあったのでしょうかね。 まぁ、こんな感じで全体的にプリンタに関しては信頼度が少ない私です。皆さんはプリンタに関して不自由なく使えているのでしょうか。ちょっと、知りたいところではあります。 |