私のCDを購入するスタンスは、多くの曲を集めるということが第一で、ある曲に関して多くの演奏を集めるということは二の次になります。しかし、演奏をするなど、少々勉強したいときなどはいくつかの演奏を購入することはあります。多くの曲を集めるというのは、作曲者やら曲目に何らかの情報を得て「面白そう」と思った曲を購入しようと考えるのです。入手可能な演奏が少ないときは、知った演奏者のCDを購入することが多いのですが、録音の数が多いときは出来るだけ奇を衒っていない中庸な演奏を選びたいと考えています。そうするとやはり最近の演奏で名の通った指揮者&オーケストラの演奏になります。 20年ほど前はCDの単価が高く、1枚をかなり熟考し躊躇しながら購入しておりました。それで期待はずれの演奏だった時のショックは大きいのですが。最近では輸入盤の廉価なCDを購入することを憶えてしまい、先日などは数名の作曲家の交響曲全集を大人買いすることなどもしてしまっています。 私が現在所有しているCDの枚数は600枚程ですが、これは決してCDコレクターとしては多い数ではありません。何千枚と持っていらっしゃる方も多いですから。それでも600枚あれば意図していなくても同じ曲のCDは何枚も有ることになってきます。 今回は、どの曲のCDが多いのだろうと考えて、ちょっと数えて見ました。まぁ、事の発端は掲示板に書き込まれた黒一点さんの「ベートーヴェンの5番のお勧めは?」という書き込みであります。はて、ベートーヴェンの5番のCDは何枚あっただろうか? 何種類も買った憶えはありませんが5種類ありました。意外とあるもんですねぇ。まぁ、ベートーヴェンについては多少の勉強をしましたので。 一番CDの多い曲は分かっております。この曲は意識して購入していますが、話題盤を購入しているというより、目に止まった安いCDを買っているようなところもあります。 その曲は、ショスタコーヴィチ 交響曲第5番です。この曲はコンサートで聴いた回数も一番多いので、まぁ、大好きな曲という事です。数えてみたら、10枚?ありました。「?」が付いているのは後で説明いたします。それでは、そのリストを公開してみたいと思います。 ショスタコーヴィチ交響曲第5番CD所有リスト
あれぇ、ムラヴィンスキーは2枚あるのかぁ。やはりロシア(ソヴィエト)の指揮者が多いかな。 ハイティンクの演奏は例の「ショスタコーヴィチの証言」直後に録音されたということで話題になりましたが、それを抜きにしても好演であります。ロストロさんの演奏も良いです。バーンスタインのは旧録音で終楽章が爆速(8’56”)です。 「?」をつけたのはフェネルの演奏ですね。一応全楽章はありますが吹奏楽版ですので。 まぁ、そんなわけでCDラックを見渡してみると、多くの曲を集めるといいつつも、お気に入りの曲は3~4枚はありました。 で、おやっと思った曲があったのです。大してお気に入りでもなく集めたつもりも無いのに多くの演奏があった曲が。それは、グリンカの歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲です。まぁ、ロシア物を聴くうえでは知っておくべき曲なのですが、こんなに持っていたとは思いませんでした。 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲 CD所有リスト
一番右の欄が演奏時間ですが、これは次回のネタという事で。 この曲は、歌劇序曲集、ロシア・オーケストラ名曲集などの曲集や、ロシア物の交響曲CDの空いた時間にオマケで収録されることが多いので、意識しなくても集まってしまったのでしょう。 ムラヴィンスキーのは上のショスタコーヴィチの1965録音のCDと同じセットに入っているものです。武蔵野音大のCDはコンサート会場で購入した物で、一般には市販されてないですよね。 とまぁ、そんなわけで、いくつもの演奏のCDを持ってしまうのですねぇ。いちどデータベースにまとめた方がいいのかなぁ。まぁ、まずCDラックの整理ですね。 |