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186.それはさておき

2009.4.4


 前回は4月1日の駄法螺を吹いたわけですが、やはり夢は大きく持ちたいものです。しかし、夢々と言っていても、何もしなければ何も起こりません。

 これまで私の編曲というのは、編曲上の拙い所というのを、私が判らないままでおりました。
 自分で演奏した「展覧会の絵」などは、演奏者の皆さんから「無理!!」と言われて、何箇所も修正することができましたが、まだまだ直せば良くなるところはあると思います。
 そのほかにも、演奏していただいた譜面はありますが、これまでに「修正した方がいいですよ。」という意見を頂いたことがありません。これは、譜面に問題がないのではなくて、我慢して演奏していただいたか、ご自身で修正してしまっているか、わざわざ伝えるのが面倒だ、ということなのでしょうね。

 ということで、このままでは私はいくら編曲を続けても、より良い編曲者へ技術が向上していかないことになります。まぁ、自己満足でやっておりますので、それでも構わないといえば、そうなのですが。もうすぐ「第九」も終わってしまいますし。
 技術の向上のためには、やはり目のある方に譜面を見ていただかないといけないと思うのです。(が、ダメだしされるのもやだなぁ、という気持ちも、ちょっとあります。いやいや、それでは向上しないからダメなのです。)

 私にも、学生時代お世話になった先生がいますから、譜面を送って見ていただく事が出来ないことも無くは無い(どっちだ? これでは出来ないになるのか)のですが、最近はちょっと疎遠でありまして、いきなり譜面を送りつけるのも失礼です。何よりもご多忙そうで、、、。(でも、お話してみれば、「送ってみろよ。」とおっしゃって下さりそうな気がしないでも無くは無い(どっちだ?)なぁ。)
 などと、ぐだぐだ思いを巡らせているのです。

 そんな今日この頃、このサイトの常連さんであります黒一点さんが、ある先生に先日編曲したばかりの「カルメン」組曲の譜面を見ていただいたというのですね。それでもって、いろいろとアドバイスをいただきまして、聞けばなるほどと言う目から鱗の状態であります。やはり、人の目で見て頂くというのは大変重要です。ほんとうに、ちょっとしたアドバイスでグンと良くなってしまう気がします。えぇ、きっと良くなるのです。(譜面の修正が大変だなぁ。でも、完成度が上がることを思えば、頑張るのです。)

 この先生、私は面識は無いのですが、実は全く縁がないわけではない方なのです。ということで、機会を見つけてお会いに行こうかなぁ、と算段を巡らそうとしています。

 そうやってですねぇ、編曲技術が向上していって、、、前回のお話のようなことが起こる、、、といいなぁ、、、やっぱ、無理?
 少なくとも、機会があればプロの音楽家の方に譜面を見ていただくことを考えていこうと思います。

 まぁ、気長に、のんびりやっていくとしましょう。

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