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167. 315円の価値Ⅱ

2008.11.30


 今回は、ネタも時間もないということで、「二匹目のドジョウ」、前回の続きです。「ロイヤルフィルハーモニックコレクション」をどれだけ集められるかという試みになります。目標は、評判がいいらしいホルスト「惑星」が手に入れるということになりましょう。

 最初のホームセンターには割と豊富にあったので、同じホームセンターの別の店舗へ行って見ました。店内を一回り歩いたのですが、CDコーナーがありません。諦めかけて時計売り場の横を見ると申し訳程度に、明らかに在庫処分と言う感じで数枚ひっそりとありました。確かに「この店でCDを買い来ようと思う人はいないだろうからなぁ」と思いつつ、購入したのは、
「チャイコフスキー / 弦楽セレナーデ / ヴァイオリン協奏曲」
「チャイコフスキー / ピアノ協奏曲第1番 / 「四季」」
「プロコフィエフ / ピーターと狼 // サン=サーンス / 動物の謝肉祭 他」
「ベートーヴェン / 「合唱」」
の4枚。「第九」が入手できたのは収穫です。「ピーターと狼」も持っていませんでしたから良かったかも。

 次は、その店の近所に最近出来た大型ホームセンターへ。店が広くて探すのが大変でした。CDコーナーはありましたが、残念ながら「ロイヤルフィルハーモニックコレクション」はありませんでした。

 そこからの帰宅がてら、ありそうな雰囲気のするスーパーや本屋を覗いてみましたが、いずれも空振り。とりあえずこの日は4枚でした。

 翌日、と言うのは今日(11/30)ですが、ホールへ出かける前に一番最初のホームセンターへ行き、
「ベートーヴェン / 「田園」 他」
を1枚。そしてステージを済ませ、帰宅後に先日行った、市内のレンタルCD屋さんへ。先週は気に入ったのが無く1枚としていましたが、せっかくということでオーケストラ曲及び室内楽を7枚。
「モーツァルト / アイネクライネナハトムジーク 他」
「モーツァルト / 交響曲第40番・41番「ジュピター」 他」
「モーツァルト / 交響曲第35番「ハフナー」・第38番「プラハ」 他」
「モーツァルト / フルートとハープのための協奏曲 / クラリネット協奏曲」
「チャイコフスキー / くるみ割り人形 / 白鳥の湖」
「シュトラウス / 皇帝円舞曲 / 美しく青きドナウ 他」
「ガーシュイン / パリのアメリカ人 / ラプソディーインブルー 他」
です。先週、気に入った曲でなかったのはこれらの曲ですね。

 モーツァルトは好きじゃないと公言しておりますが、有名な曲くらいは持っていた方がいいとは思っていたのです。ですが、通常のCDの価格で買うことは無いなぁと思っていたのも事実ですから、315円で手には入ると言うのはラッキーです。(しかし、帰宅して所有しているCDを見てみると、「フルートとハープのための協奏曲 」、「 クラリネット協奏曲」はすでにありました。しかも、2枚ずつ。交響曲第40番・41番「ジュピター」を持っているのは記憶にあったのですが。)
 それから、ヨハン・シュトラウスなんかも、通常価格では買おうとは思わないです。ワルツとかポルカとか細かい曲が多くて憶え切れませんね。

 今回は、合計12枚で3,705円でした。目標とした「惑星」は入手できず、残念。東京に行けば見つけられるかな? でも、東京のどこで?


 都合、26枚のCDを買ったわけですが、シューベルト、グリーグ、モーツァルトなど新境地を開くことになるかもしれません。


 さて、話は変わります。
 作家さん(小説を書く人たちのことです)たちが集まると、ある遊びをすることがあるそうです。何かの本のあとがきか、エッセイで読んだのですが、どこに書いてあったか覚えてないのです。何しろ500冊の推理小説があるもので。ということで出典を明らかに出来ないのが残念ですが、こういう遊びです。

「読んだことの無い、名作と言われる小説を告白し合う。その中で最も名作だと思われる小説を読んだことの無い人が勝ち。」
 勝つのは良いのですが、同時に恥を晒すわけで「あの名作を読んでいないんですか、、、」と白い目で見られるという屈辱を味わうわけです。
 かなりの大御所が名作を読んでないことを告白したり、大変盛り上がる様であります。

 これと同じことがクラシック曲でも出来たりするのですね。私なんか、日頃楽団の皆さんの前で偉そうなことを言っておきながら、「あの名曲を聴いたことが無いんですか?」などという事態になると、やはり恥ずかしいのです。
 しかし、クラシック音楽というのは非常に多岐に渡っているわけでありまして、先日の竹澤恭子さんのリサイタルで聴いたようなヴァイオリンソナタの類になると、ほとんどお手上げであります。ピアノソナタも全滅に近いですね。
 それでも、クラシックベスト100とかに入っているくらいは何とか聴いておきたいものです。

 というのもありましたが、これまでの経緯から派手派手チャキチャキの演奏をするロイヤルフィルハーモニックが演奏するモーツァルトというものはどんなものなのか興味が出てしまったのです。

 さて、その演奏は、、、とりあえず、アイネクライネナハトムジークを聴いてみました。
 メリハリが効いて明るくていいですね。現代的というか。こういうのはモーツァルトらしくないって言うんだろうなぁ。

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