駒ヶ根に引っ越してきて一ヶ月が過ぎました。本々生まれ育った土地ですし、時折帰省もしておりましたので、不慣れなことはないのですが。 この一ヶ月は引越し後の整理や、すぐに八王子出張などと慌しかったわけです。 で、まだまた片付いていないことはあるのですが、なんとなく落ち着いてきてですね、その、ちょっとおかしな感じになってしまっているのです。 新入生や新人などが4月に入学・入社して、一ヶ月が過ぎ五月の連休を過ぎた頃になる「五月病」というのがあります。もっと簡単に「ホームシック」なんていうのもあります。そうですねぇ、私の場合「東京シック」とでも言うのでしょうか。 まぁ、転勤の希望を出したのは私ですので、東京に住みたいのを無理やり異動させられたわけではありません。そういう意味では、駒ヶ根に住むのは問題ないのですが。 東京で享受していた恩恵があまりにも大きかったということでしょうか。以前(1993.8〜1996.8)にも東京で勤務していて、その後の駒ヶ根に戻ったときにはこんな風にはならなかったのですが。 では、どんな恩恵があったかというと、 秋葉原 やっぱりパソコンパーツはここですよね。暫く行かないとあっという間に風景が変わってしまう街でもあります。BIOS書き込みに失敗して同型のマザーボードを探して歩き回ったり、怪しいパーツなどを買って使い物にならなくて、よく女房に怒られたものです。散々探して一番安いと思って買ったパーツが、次の店でもっと安かったり、不思議なこともありました。 あっそうそう、決して「萌え」のほうには行っていませんから。 新宿 やっぱり西口駅の前、ヨドバシカメラですよ。ゴールドポイントカードのポイントも良く溜まりました。こんなに溜まったってことはいくら買い物したの?ってくらい。ビックカメラもよかったなぁ。 京王百貨店の屋上でクレーンゲームしたり、ゲームコーナーのおじさんにマスコットをもらったこともあったなぁ(子供がですよ)。 それから、南口へ行ってタワーレコード。輸入版の安いセット物を買うことを憶えてしまいました。 高島屋の向こうに東急ハンズ。仕事で困ったときに良く出掛けました(サボりに行ったわけではないです)。 あっそあうそう、決して「二丁目」の方には行っていませんから。 本 やっぱり本は豊富。紀伊国屋、三省堂、丸善などの大型店(ジュンクには行かなかったなぁ)のほかにも近所にあった書源、京王線沿線といえば啓文堂。文庫はもちろん新書、専門書なんかを良く漁りに行きました。 あっそうそう、決して、、、もういいですか。 PCパーツやCD、本なんてのは通販で買えますから、実質困ることはないのですが、やはり店頭で商品を見るというのは大切なことですよね。思わぬ掘り出し物(単なる銭失いとも言う)を見つけることもありますしね。 緑 東京には意外と緑が多いのです。住んでいたところの近所だと神代植物公園、野川公園など、ちょっと離れたところでは昭和記念公園や生田緑地へ行きましたね。例えばこの写真 住んでいたところから20分ほど歩いたところなんですよ。カブト虫なんかもいましたね。新宿から電車で約20分って信じられます? 名所 東京には有名な場所が沢山あって、簡単に行けてしまいます。別な言い方をするとTVで見かける風景が身近なんですね。これが田舎に来てしまうとTVの中はほとんど別世界です。 コンサート やっぱり私の場合はこれですね。オペラシティ、芸術劇場、サントリーホール、オーチャードホール、東京文化会館、トリフォニーホール、、、N響、日フィル、新日フィル、東響、東フィル、読響、シティフィル、新響、、、言葉になりませんなぁ。 てな感じで「東京はいいぞ」と言っていると「何で帰ってきたんだ」と言われそうですが、もちろん東京でも嫌な面はありますし、それに人にはいろいろな事情があるのです。 さて、もう一つ駒ヶ根に帰ってきて切実な問題があるのです。今まさに直面しているのですが。 髪の毛を切るところです。一応私は美容室なる所へ行っていたのですが、新しい土地でどこがいいかを探すのはちょっと難儀です。 まず困るのは「どんな風にしましょうか」と聞かれること。そりゃそれが分からなければ仕事にならないのでしょうが、私はヘアスタイルのことなどそれほど考えていないのでなかなか上手く伝えられません。常連になっていれば「前と同じで」で済ませるのですが。 それから、本々私は知らない人と喋るのが苦手でして、髪を切ってもらっている1時間程の会話が難しいのです。まぁ、こちらは客ですので好きなようにしていていいとは思うのですが。こちらも常連になってしまえば、それほど苦にならないでしょうけれど。 いっそ、東京に行って髪の毛を切ってこようかなんて考えてみたりして、、、馬鹿ですねぇ。 |