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66.飲みすぎ

2006.12.23


 飲み過ぎと言っても、お酒のことではありません。
 昨今、特定保健用食品、健康食品、民間療法などいろいろな健康によいとされるものを耳にします。私なども「腹回りをスッキリさせて体重を落としたいなぁ。」などと常々考えておりますので、良さそうなものがあるとついつい飲み始めてしまいます。で、最近、飲んでるものが多いなぁと感じたわけで。

 まず、疲れがひどいなぁ、と思ったときには栄養ドリンク。近所のドラッグストアで10本入り1300円くらいのもの。銘柄はメジャーではないのですが、タウリン3000mgだそうです。効いてるのかなぁ?

 それから、肩こりがあるときにもドリンク剤。これもメジャーな銘柄ではないのです。やはり、ドラッグストアへいくとついつい安い方の商品を選んでしまうのです。成分も似たような感じですから。店長推薦なんて書かれているともうだめです。

 ダイエット関係では、小林製薬の「ナイシトール85」。メタボリック症候群という言葉を耳にするようになって現れた「医薬品」ですね。1回4錠を1日3回、食前または食間に服用であります。そろそろ飲み始めて一瓶終わりそうであります。効果の方は、まだ一瓶では表れないのでしょうねぇ。

 余談ですが、この「食間」という言葉、私は「食事の最中」のことだと思っていました。食べている間ですからね。でも「食事の最中に薬なんか飲んだら飯が不味くなるじゃないか。でも薬だから仕方ないのか。」と諦めていたのですが、女房に話したところ「食間とは、食べている間ではなく、食事と食事との間だ。」と教えられました。うーん、くやしいなあ。でも、「食間」と聞いただけで正しい意味を理解できる人はどれくらいいるのでしょうか。
 閑話休題

 次に、朝食、夕食時の烏龍茶。もちろんセブンイレブンの凍頂烏龍茶です。何故昼食時には飲まないかは後で。

 そして、ヤクルトのプレティオ。特定保健用食品です。γ-アミノ酸を含んでおり、血圧が高めの方におすすめなのだそうだけど、どんな効果があるとは言ってないんですよねぇ。パッケージには「本品の摂取により疾病が治癒したり、多量摂取によってより健康が増進するものではありません」とも書いてあるし。それでも、「血圧が高めの方に」と書いてあると自分のことを言われてるような気がしてねえ。

 さて、昼食時にはあのサントリー「黒烏龍茶」。これも特定保健用食品です。「その食事の脂肪吸収を抑える」とあります。食事ごとに1本なんて書いてありますが、1日に3本ではお金が掛かりますから、昼食時に1本にしてあります。そもそも普通の烏龍茶にだって脂肪吸収を抑える効果はあるわけで、わざわざこれを飲むことは無いのかもしれませんが、CMなんかで力強く言われてしまいますとねぇ、弱いんですよ。実は、これが出る前には花王の「ヘルシア烏龍茶」を飲んでおりまして、販売中止になって非常に残念に思っていたのでした。

 これだけいろいろ飲んで、健康状態が改善されているかというと、それはそうではないような気がします。でも、飲むのをやめてしまうとリバウンドが来るのではないかと考えてしまい、止められないのですね。

 そのほかにも豆乳がいいとか、バナナジュースがいいとか、飲まなきゃいけないものが沢山、、そう考えたら、飲み過ぎだぁと思ったわけです。

 一番効果があるのは、お酒や食事を取り過ぎず、適度に運動をするということなのでしょうけど、、、 
 あぁ、やっぱりお酒の飲み過ぎだと言う結論に戻ってしまいました。

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