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28.困ること

2006.3.25


 東京で暮らし始めて6年が過ぎました。以前にも3年ほどいたことがありますので通算して10年目に突入したことになります。
 東京と一言で言ってしまいましたが、実際の行動範囲というのは非常に限られています。私の場合、住居は調布市、勤務先は八王子、以前の勤務先は本郷三丁目、買い物に出るのは新宿、パソコンは秋葉原、楽譜は銀座、コンサートは池袋、新宿、渋谷、上野、という感じで、それ以外の場所はあまり行ったことがなくよく知りません。
 たいていの人は、このようによく出歩く地域というのがあって、東京全域を知っている人というのは少ないのではないかなと思います。
 ですから、東京に住んでいるからといって、東京のことは何でも分かると思ってもらっては困るのです。ね、田舎に住んでいる皆さん。(あ、すみません、石は投げないでください。)

 で、よく出歩く地域があるといっても、これまた○○通りとか××駅の××口とか地名なんかはほとんど憶えていません。自分の行きたいところへ看板を見ながら歩いていくとなんとなく着いてしまうからです。
 ですから、人に場所を説明するのには苦労します。

 そうです。困るのです。街を歩いていて、道を尋ねられると。
 何回か道を尋ねられたことがあるのですが、その度まともに答えられたことがなく尋ねてくれたひとに申し訳なくて仕方ありません。まぁ、自分が悪いわけではないのですが。

 さらに困ることがあります。
 その道を尋ねてきた人が外国人だった場合。
 道は分からない、言葉は分からない、、、。今までに4回ほどありました。なんとなく分かってもらえたような雰囲気にはなるのですが。
 後で国際問題になっていないか、心配です。

 東京(他の都会もそうだと思いますが)で暮らすとこういう苦労もあるのです。分かって頂けましたでしょうか、田舎の皆さん。(あっ、すみません、すみません、石は投げないでください、、、)

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