直線上に配置

19.コンサートへ行こう

2005.11.26


 今年も残すところあと一月ちょっとという所まできてしまいました。この11ヶ月でいくつオーケストラのコンサートを聴きに行ったかと数えてみましたところ、プロ・アマ合わせて23回でした。さぞかし金が掛かっているだろうと思われるかもしれませんが、これだけで6万円位、一回あたり約2500円ですね。
 6万円と聞くと高いかと思うかもしれませんが、ゴルフへ行ったとしたら3回行けるか行けないかという金額です。それで20回以上ですから、高くはないでしょう。(と、さりげなく言い訳しておく)
 安いなら、ろくなコンサートに行っないんじゃないか、と思われるでしょうが8割方プロのオーケストラです。さすがに、海外の超一流はないですけど。

 では、私がどのような『安い』コンサートに行ったか(あるいは行こうとしているか)を書きたいと思います。

 まず、音楽大学のオーケストがあります。プロではありませんがプロの卵たちですので結構な演奏を聴かせてくれます。コンサートホールタケミツメモリアル(以下、東京オペラシティ)で定期公演があるのは国立音楽大学と武蔵野音楽大学です。入場料は国立音楽大学の場合、1000円(全席自由)、武蔵野音楽大学の場合は2000円(全席指定)です。
 
 次に、私が楽しみにしているのが10月にあるアジアオーケストラウィークです(東京オペラシティ)。2002年から毎年行われているようですが、アジアのプロオーケストラを四晩にわたって聴くことが出来ます。流石に四晩連続というのはアレなので1つか2つにしておきます。入場料はB席で1000円です(S席4000円、A席2000円)。

 それから、現代音楽のコンサート。今年は3回ほど聴いたのですが、どれも2000円以下でしたね。オーケストラは日本で一流どころなのですが、難があるとすると曲が、難解であるとか知らないことが多いので、音だけ聴いて来た事になっちゃうのが多々あるのですね。まぁ、現代音楽のお好きでない方にはお勧めできませんが。

 在京のプロオーケストラを安く聴けるのは1月下旬から3月にかけて行われる、都民芸術フェスティバルです。東京芸術劇場(池袋)で、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団のコンサートが、ほぼ毎週あります。入場料はA席3800円、B席2800円、C席1800円ということで、通常の定期公演の半額(より少し高いかな)位の値段です。これには私も少し奮発してB席で聴きます。

 フェスティバルというと地方都市オーケストラフェスティバルというのもあって、来年は3月にすみだトリフォニーホール(錦糸町)でオーケストラ・アンサンブル金沢(ここは1月)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、九州交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団が公演します。入場料は公演によって違うようですが、やはり定期公演よりはお得になっていますね。

 あとは、一回コンサートに行くとどっさり2、3ヶ月先までコンサートのチラシをくれますので、休憩時間などに目ぼしいのを探すというわけです。

 しかし、こうしてみると東京というのはいいところですねぇ。

前を読む 『休むに似たり』TOP 次を読む



Copyright(C)2005 T.Miyazawa All Rights Reserved.

直線上に配置