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3.トロンボーンどうしましょう

2005.7.6


 ベートーヴェンの交響曲でトロンボーンが登場するのは5番以降です。たいていのバンドにはトロンボーンはありますから、トロンボーンを使用していない曲で「降り番」と言って編成から外してしまうのには抵抗があります。もともと(私の知る範囲の)トロンボーン奏者はサボリ癖を持つ人が多く、「降り番」なんかあったら一層練習に来なくなってしまう恐れがあるのです。

 悩みます。

・もともと音がない楽器をいれると編曲とはいえオリジナルからバランスが変わりすぎてしまう。
・そもそも初期の曲は、中低音の音が薄い。大勢で同じ音を演奏することになる。

 曲の上ではトロンボーンを入れる理由は見出せません。
 しかし、プロやハイアマチュアならそれでもいいでしょう。一般的なバンドだったら、トロンボーンがないということは選曲の対象から外れてしまうでしょうね。
 というわけで、心を鬼にしてトロンボーンを入れます。
 演奏時のバランスは、指揮者にしっかり見てもらうとお願いして。

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