コンセプト
時を重ねて味わいの増すタンニン鞣しの革。古い着物を裂いて生まれ変わった裂織の布。革と裂織を組み合わせた、ハンドメイドならではの温かみのある、色合いとデザインをお楽しみください。そして使い勝手を考えて創られた丈夫で素敵なバッグたちを、北アルプス山麓の小さな手創り工房よりお届けしております。
バックへの想い
革は生き物からもらった大切な素材です。革の感覚を伝えられるバッグを創りたいと思っています。革は手入れをしながら使い込むほどに、より深い味わいが出ます。時を重ねた革の艶や、手触りは買うことのできない宝物です。工房コバヤシ「Lähde」ではぬくもりあるばっぐをおとどけしたいと、革と話しながら一品一品創り上げていきます。
革と素材へのこだわり
出来るだけ自然の革らしい風合いを出すため、植物性タンニンで鞣し(なめし)、染料により染め上げたかわにこだわっています。この革には、しわや血管の跡、まれに生きていた時の傷跡もありますが、それぞれが表情としてバッグにした時の顔となります。そして手になじませて使い込んでいくと、風合いがどんどん増していく革です。
裂織(さきおり)とは、昔からある布のリサイクル方法で、着古した着物や擦り切れた布などを細長く裂いて、それを緯糸として機織り機で手織りし、新たな布として再生された織物です。 工房コバヤシ「Lähde」で使う裂織は絹の着物を裂いたものを使ってますので、軽く丈夫で風合いも素敵です。ただし裂織は同じ柄は二度通ることができませんので、バッグに用いた場合、形は同じでも柄や色合いは全て違うものとなります。つまり裂織が入っているバッグは”オンリーワン”となります。