正直な話 有名でない曲だということは分っていたのですが。 実際、CDは店頭にほとんどなく、よくやく有名大型店で1枚見つけて買ったのでした。 スコアはEulenburg版を見つけまして購入しました。中身を見て、、 正直、困ったなぁ、と言う感じです。 イギリスのマーチとフランスのマーチが演奏されて、大砲がドンドン鳴って、最後にイギリス国家が演奏されると言う、そういう曲なんですが、他の番号のついた交響曲と比べると、かなり「底が浅い」(CDの解説にも書いてありました)といわざるを得ないでしょうね。 ただし、ベートーヴェンの時代にはこのような自由な管弦楽曲形式は確立されていなかったのです。それはリストが作ったとされる『交響詩』まで待たなければならないのですね。それを考えれば、ベートーヴェンは時代に先駆けていたとも言えますね。リストが交響詩という形式を創るのに影響を与えたというのは考えすぎでしょうか?。 どうして『交響曲』というのだろうと疑問に思って考えてみたのですが、他の言い方がなくて『戦争交響曲』と言っちゃったのでしょうね。 そうはいっても、それなりに魅力がない曲ではありません。「底が浅い曲」といって捨ててしまうのもおしいです。皆さんにも聴いていただきたいと思います。 ということで雲ヶ音市民吹奏楽団第1回定期演奏会のプログラムに載せたいと思います。乞う、ご期待。(あ、いや、あまり期待しないほうがいいかも、、、) ※雲ヶ音市民吹奏楽団第1回定期演奏会は終了いたしました。残念ながら、PC乗り換えの際音源も消失してしまいましたので、もう聴くことは出来ません。 まぁ、最初からMidiで作ればできるんですけれどね、、、 |